Hasegawa YAMAHA YZR500(OW98) "SONAUTO YAMAHA 1988"

 1.新規パーツ

ハセガワさんから、YZR500“SONAUTO YAMAHA 1988”が発売されたので製作したいと思います。
先に発売されていたYZR500“Marlboro YAMAHA 1988”との外見上での大きな違いである、ブレンボ製のフロントブレーキキャリパーが新規パーツとして入れられています。ブレンボのロゴマークもきちんと繊細にモールドされています。
今回の製作記はサックといきます。決して手を抜いてる訳ではありませんよ。
詳細は、Marlboro YAMAHAを参照してください。
 2.カウル類の塗装とデカール貼り付け

まず、カウル類を組み立て塗装をおこないます。
組立て説明書ではブルーはクレオスのブルー(bT)を指定されています。確かに綺麗なブルーなのですが、少しコバルトブルーっぽく感じたので、同じクレオスのスージーブルーをオーバースプレイし、少しスカイブルー系の色に振ってみました。
デカールは、カルトグラフで非常に貼りやすく、サイズもピッタリで、貼りにくい箇所でもドライヤーで暖めてやれば簡単に馴染んでくれます。
なお、GAULOISESのロゴとマークは、キットのデカールには入っていませんのでモデューロおまけセットのものを使用しています。
3.パーツの塗装
チャンバーの塗装は、おまけセットに付いているマフラーデカールを使用します。
まず、チャンバーをシルバー(作例ではフィニッシャーズのシールズシルバーを塗装)で塗装し、マフラーデカールを貼り付けます。デカールは面倒ですが1本づつ細かく切って貼った方が貼りやすい思います。また、表面は保護されていませんので貼る前にクリアを吹き付けておいてください。その後、クリアブラウンとクリアブラックを吹き付け、チャンバーっぽく塗装します。
フロントフォークのインナーチューブには、ハセガワのシルバーフィニッシュを貼り付けます。
新規パーツとなったブレーキキャリパーの刻印は、キット付属のデカールに付いていますが、惜しい事にサイズが微妙合っていませんので、いつものようにエナメルのシルバー(赤ではありません!!)を刻印のところに流し込み、はみ出た部分をエナメルシンナーで拭き取ります。
 
4.組み立て
 
組み立て説明書どおりに組み立てていきます。何ら問題なく作業を進めることができます。ケーブル類はキット付属のビニールチューブではなく、手芸用のゴム紐(0.3、0.5ミリ)を使用しています。
5.シートカウル、タンクの取り付け
 
シートカウルを車体にはめ込みます。チャンバーの出っ張りが邪魔をしてすんなりとは
取り付けられません。覚悟を決めてバキッ!!と力ずくではめてください。
タンクはシートカウルにはめ込み、全部の2箇所のフックで引っ掛けるだけで固定され
ます。
6.アッパー、サイド、アンダーカウルの取り付け
 
カウル類はネジを使用せずに、すべてダボで固定するようになっています。
ダボの穴は塗装によって小さくなっているので、塗装を欠けさせないように針ヤスリを使用して穴を大きくしておきます。アッパー、サイド、アンダーの順ではめ込みます。
7.完成
 
難なく完成。テンポ良く組み立てられる非常に良くできたキットだと思います。





完成品ギャラリーはこちらから
★★ e-MODULO オリジナルおまけセット ★★  MK12044   4,410円(税込)
プラモデル((HASEGAWA ヤマハ YZR500 (0W98)“ソノート ヤマハ 1988”)
補足デカール
・マフラーデカール(インクジェットプリンタデカール)
・タバコデカール(MDプリンタデカール)
*** デカールについて ***

■MDプリンタデカール
 大判クリアデカールの上にMDプリンタで印刷されています。各パーツに切り離してご使用ください。
 表面にクリアーはありませんので、扱いにはご注意ください。擦れて色が剥げてしまう場合があります。
 

■インクジェットプリンタデカール
 大判クリアデカールの上にインクジェットプリンタで印刷されています。各パーツに切り離してご使用ください。
 水につける前に必ずクリアーをふいてください。
通販ご希望の方は