TAMIYA McLAREN M23 1976 製作記


今回はまもなく発売のマクラーレンM23を作ります。資料らしい資料も無いので、やはり簡単にかっこよく見えるよう、多少のデティールアップもしつつ仕上げて生きます。今回はただの再販ではなく、ボディー塗装した後でエンジンを乗せられたり、フロントサスをさせたりと、パーツ分割も見直されております!

DFVエンジンの組立てです。
とにかく古いのでひたすらバリをこそいでいきます。

僕の一番嫌いなDFVマフラー取り付け、とにかくバリを落として、隙間も無視して、組み付けます。
仮組みをしっかりします。隙間は瞬間パテを流し込んで、埋めていきます。

仮組みとバリ取りを交互にひたすら繰り返していきます。このキットはランナーはほぼ3枚、複雑なパーツ構成も無く昔ながらの簡単なつくりです。但し、古いのでこの作業が重要です。カッターでこそいだり、紙やすりで平らにしたり、スポンジペーパーで丸くしたり・・・

次にシャーシを組立てます。後から赤を塗るのはやりにくいので、切り離しておきます。
上側のシャーシにプラ版を貼っておきます。これで、消火器後載せできます。

今回はタミヤ別売りエッチングパーツを使用するので、フロントウィングのエンドプレートを切り落としますが、ここで注意が必要です!説明書には切り落としてエッチングはってくださいと、簡単に書いてありますが、そんなことは無理です。まず、写真のように立て向きに切り落とさずに、横向きに切り落とします。こうしないとエンドプレートからの幅が変わってしまいます。これをきれいに成型していきます。

ボディーパーツも張り合わせられるものは張り合わせて、仮組みと、バリ落しを繰り返していきます。エッチングも組立てます。

ここでも注意!ボディー上面にマルボロカラーを塗り分けるためのラインが入っておりますこれを消さないように注意してください!

「そんなの直線マスキングするだけだから、消えても平気!」と、言う声が聞こえてきそうですが、自分はこの世で一番難しい塗り分けはマルボロカラーだと思ってます。

まあ、多少はみ出たり、いがんだりしても、蛍光レッドラインでカールが入ってるので、できるとは思いますが・・・

このエッチング非常に良くできていて、厚みを出すために2枚合わせになってますが、うちがわにダボがありますので、瞬間で張り合わせて、ずれなく接着ができます。これは簡単!是非オプションですが、お試しください!

仮組み終了!さあ、塗装していきます!

まずはホワイトを塗装します。十分乾燥させてから罫書きラインにそってマスキングテープを貼っていきます。
フロントサスがささるところや、バルクヘッドやラジエターが入るところは、裏側から色が入り込まないように裏側もマスキングします。隙間はマスクゾルでふさぎます。

さあ、蛍光レッドを塗装します。今回使用したのは、クレオスです。

2回ぐらい吹いたら、マスキングをはがします。懐かしい〜

マスキングラインをこそぎます!写真にこそいだ粉が写ってるのわかります?

さて、デカールを貼りますが、蛍光(顔料系)を吹くとつや消しになるので、デカールが貼れなくなります。
クリアーを吹いてつやを持たせてから貼っていきます。
フラッシュゴールドのラインデカールを貼りました!メッキ調に見える?

やっとこさここまで着ました。このプラモデルを作る前に考えなければなりません、これは30数年まえのものであること。
すべてのパーツが入らないと思って仮組みしながら塗装していきましょう。バルクヘッドを後から斜めにして押し込むとありますが、エッチングパーツを貼って、塗装が終わったあとでは、入りません。ラジエターを切り離したほうがいいです。サイドのラジエターも同様です。最後にエンジンをマウントするときも、そのままでは入りません。仮組みを十分したほうが良いと思われます。


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